高鍋夜神楽 見物記
小島会Ⅱに参加した後、皆さんと別れて12月6日から7日に掛けて宮崎県の夜神楽を見に行ってきました。
宮崎県は夜神楽の故郷、高千穂夜神楽や椎葉夜神楽が良く知られていますが、今回行った高鍋夜神楽は平安時代に始まり、江戸時代、高鍋藩(藩主秋月氏)の保護を受けて現在に受け継がれている神楽です。
今回、秋月氏の子孫:秋月種郎氏の案内を受けて見物してきました。
場所は木城町の比木神社です。神事(かみごと)・玉串奉奠の式では、遠来の客?ということもあって(秋月さんの根回しで)私も玉串奉奠をさせてもらいました。夜7時から始まり、翌朝7時までの長丁場で33の物語が舞われます。この地も過疎化が進み、最近は舞手に事欠くようになり、この日は半分ぐらいが舞われたでしょうか。私も体力に自信なく明け5時前に退席しました。
写真で、舞の幾つかを紹介しますが、特に説明がなかったので、内容は判りません。
高鍋藩秋月氏について
上杉藩を再興させた「上杉鷹山」は高鍋藩の生まれで、第6代藩主秋月種美の次男です。秋月家の遠祖は応神天皇の世(287年)に帰化した中国後漢霊帝の曾孫「阿知使主(あちのおみ)」に始まる。養蚕、機織などで貢献し、朝廷から直姓氏族に列せられ、その後、九州秋月の地に住んだことから、秋月姓を名乗ったということです。
余談
玉串奉奠のとき、隣に居合わせた宮崎日日新聞社の記者と知り合いになり、
同紙の「旅のひとこと」欄に私のことが12日20日掲載されました。