川村新校長
11回生
会長挨拶
講演会
来年44回生
栄士会の皆さん
(詳しくは写真をクリッックして下さい)
時習館東京支部総会報告
平成27年度時習館同窓会東京支部総会が昭和27年8月15日に例年通りホテルニューオオタニで開催された。来賓として時習館高校から
川村校長、同窓会本部役員名古屋支部役員、関西支部役員、佐原豊橋市長など多くの方を招き東京支部会員を合わせて総勢約180名の
参加となりたいへん盛大な総会となった。
講演は時習43回生竹下育子さんによる「色を使ってコミュニケーション」と題したお話で大変興味深いものでした。
そのなかで我々11回生は5名(赤川元章、天野正保、鈴木準之助、櫻井典子、大久保敏治)の参加と例年より少なく少し寂しい感じでした。
当日の感想を思い付くままに書いてみました。
1.今年は戦後70周年ということ節目にあたり各地で様々な行事が行われているなかで、8月15日というまさしく終戦記念日の総会と
いうことで例年とは異なった雰囲気が感じられた。
中でも時習1回生の倉木正晴さんが挨拶の中で、学徒動員で豊川の海軍工廠で働いている最中に米軍による空爆を受けた際の体験を話されたのが
非常に印象深かった。
我々11回生とはわずか10年しか違わないが我々の年代とは全く異なる体験をされ、戦争に対する考え方も真摯なものがあるのではないかと感じる。
2.時習館高校の国際交流事業の進展の状況について、ロンドンのセントポールズ校、セントポールズ女子校、ミュンヘンの
オットー・フォン・タウベ・ギムナジウム校3校との交流が説明され、国際交流事業が順調に発展しているとのことでした。
この事業の糸口をつけたのは時習11回生で、卒業50周年記念として母校に対して何らかの貢献をしようという議論の中で、セントポールズ校
との交流を提案することになり、
当時大林君や松坂君が中心となり走り回った結果実現したものです。
説明の中で我々11回生がきっかけをつけたことに言及され改めて大林君・松坂君の功績の大きさを感じると同時に、どんな経緯で実現したの
かということが気になり松坂君に聞きました。結果をここに紹介します。
背景として、松坂君が住む世田谷区豪徳寺2丁目とセントポールズ校のあるバーンズ村との間で姉妹地域関係がありこれを推進してきたのが
松坂君であったことからセントポールズ校の存在を松坂くんが知っていたということがあります。さらに松坂君の知人であるセントポールズ校出身の
在日英国外交官が応援してくれたこと、また当時時習館高校校長が国際感覚豊かな林誉樹先生であったこと、同窓会関係では大澤輝秀前会長および
小林佳雄現会長の尽力があったこと、などからセントポールズ校との交流の話はトントン拍子に進み、その後大林君や松坂君が現地に飛んで交渉の
結果スタートしたという経緯のようです。二人の活躍に改めて拍手を送りたい。
3.時習館高校が文科省指定のスーパーサイエンスハイスクール及びスーパーグローバルハイスクールの指定を受けており、この二つの指定を
ともに受けている高校は愛知県内では時習館のみということで時代の先端を行く取り組みに感心した。
4.同窓会東京支部については会長が時習14回の岡田康彦さんから時習17回の杉井孝さんに変わり、今後の方針の説明があった。
名簿の発行のほか運営についても様々な新たな取り組みが打ち出されるものと期待したい。
5.他の同窓会活動については時習館同窓会欧州支部が発足、昨年11月にロンドンで第1回総会が開催されたことが報告され、グローバル化も
ついにここまで来たかと感じ入った。
大久保敏治(3組) 記